2026.04
複合P2P災害安否確認システム構想 〜 地震うさぎ ◆複合P2P災害安否確認システム構想
災害時に本当に必要なものは何か。
突き詰めると、次の3つに集約されます。
1)正確な災害情報の入手
2)身近な人の安否確認
3)避難生活における連絡手段
本構想では、この3つを「異なる通信手段の組み合わせ」で実現します。
■システム構成
1)災害情報の配信網(中央サーバ)
地震をはじめとした各種災害情報を取得し、ユーザーへ配信します。
平常時・通信可能時の基盤となる機能です。
2)安否確認ネットワーク(P2P)
身近な人同士で構成される安否確認網。
中央サーバが停止しても、端末同士で情報を共有できます。
3)避難時連絡ネットワーク(近距離通信)
インターネットが使えない状況でも、
スマートフォン同士の直接通信により情報を伝達します。
■特徴
災害時、すべての人がネットワークに接続できるとは限りません。
そこで本システムは、
中央サーバ
P2P通信
近距離通信
という3層構造を採用し、
その時に利用可能な手段へ自動的に切り替わる仕組みを目指します。
いわば、スマートフォン同士が情報を運ぶ「バケツリレー型ネットワーク」です。
■背景
「地震うさぎ」Botを2011年から運用してきた経験から、
極限状態でも機能し続ける防災システムの必要性を強く感じました。
■今後について
本構想は、まず全体像の提示からスタートします。
今後、段階的に設計・実装を進めていく予定です。